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更年期のホットフラッシュとその治療法・漢方薬について知ろう 

「急に顔が赤くなって、まるで熱を出したみたいになるんです。でも熱はないし、どうしてこんなに汗が出るのか…」

「会議中に顔が赤くなって、みんなに注目されてしまい、とても恥ずかしかったです。」

「外出するのが億劫になります。いつどこで症状が出るかわからないので、不安で仕方ありません。」

「更年期だから仕方ない、と諦めようとしても、つらい気持ちはなかなか消えません。」

ホットフラッシュでこんなお悩みを抱えていませんか。暑くも無いのに顔が赤くなったり、汗が止まらなくなったりと、自分の体がコントロールできない感覚に戸惑うことも多く、公共の場などで突然の発汗が起こり、周囲の視線を感じて恥ずかしい思いをすることもあります。仕事中や外出中に症状が出ることがあり、集中力や活動性が低下したり、予定が変更になったりすることがあります。なぜこのような症状が出るのか、原因がはっきりしないため不安に感じることもあります。

ホットフラッシュは、決してあなただけの悩みではありません。多くの女性が経験する症状です。一人で悩まないでください。大切なのは、あきらめずに自分にあった対処法を見つけることです。

ホットフラッシュは、更年期特有の症状の一つで、急に顔が赤くなったり、汗が止まらなくなったりする現象を指します。まるで熱くなったフラッシュが体の中を駆け巡るような感覚から、この名が付けられました。一般的に、前触れなく症状があらわれて数分〜30分程度でおさまります。1日に何度もホトフラッシュが起こる場合もあれば、週に何回かだけの場合もありますし、じんわり汗をかく、ばあっと汗をかく、など汗のかき方も様々です。個人差がたいへん大きい症状です。

ホットフラッシュは次のような症状を伴うことがあります。本人のコントロールができなくないで起きてしまう症状に戸惑ってしまう人もいます。

✔️のぼせる

✔️顔が赤くなる

✔️逆上する

✔️怒りのコントロールができない

✔️集中力がなくなる

✔️疲労感

✔️頻尿

✔️動悸

✔️めまい

ホットフラッシュは女性ホルモンが急激に変化するときに出る大量の汗のことです。この女性ホルモンバランスを司っている場所と汗を調整している場所は同じ視床下部です。更年期では、女性ホルモンが急激に変化して、脳がパニックを起こします。このため自律神経が乱れ体温調節をうまくできなくなってしまうと考えられています。

更年期には、心理的に大きな負担を感じる人もいます。ご主人のサポートが得られる人は更年期症状が軽くて済んだなどというケースもあります。また介護や子供の進学によって経済的負担が大きく精神的な負担となる方もいます。

また社会的な責任感が強くなる年齢でもあります。元々の性格や体質も影響するケースもあり、更年期の問題は様々な問題が相互に絡み合って起きます。

ホットフラッシュを改善する方法には、「ホルモン補充療法」と「漢方薬」があります。

ホルモン補充療法とは、エストロゲン製剤(女性ホルモンの薬)を飲む治療の総称を言います。揺らぎが多い更年期の第一選択薬となります。また即効性もあります。しかし、不正出血、血栓ができやすい、肝機能障害などの副作用が出る人もいるため、使用する際には医師と相談をしながら飲む必要があります。

①西洋医学のように一つの症状に一つの薬という考え方ではなく、個人の体質や症状全体を診て、体全体のバランスを整えることを目指します。そのため、ホットフラッシュだけでなく、同時に悩んでいるイライラ感や不眠など、他の症状も改善できる可能性があります。

②ナチュラルに自分を整えたい女性におすすめです。漢方薬は、自然の植物から作られており、体への負担が少ないとされています。西洋薬のように副作用が出にくいという特徴もあります。

③対話を中心とした医療のため、体だけでなく心も整えていきます、ホットフラッシュの問題だけでなく体全体のバランスを整えていくため、次のような人におすすめです。

・ナチュラルに改善したい

・対話中心の医療(カウンセリングする人との相性もあります)を望んでいる

・体だけでなく、心のケアも必要

・その他の不調も軽くしたい

・副作用が気になる

・次のライフステージへ移った時の体の変化が心配

ホットフラッシュの治療法は、まだ確立されていませんが、以下の対策が有効な場合があります。

生活習慣の改善:規則正しい生活、バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠を心がける

冷房の使用:室温を涼しく保つ

薄着:重ね着を避け、汗を吸収しやすい素材の衣服を選ぶ

食事療法:辛いもの、熱いもの、アルコール、カフェインなどを控える

リラックスできる時間を作りましょう:ヨガや瞑想など、心身をリラックスさせるような活動を取り入れてみましょう。

大豆に含まれる大豆イソフラボンが腸内細菌によって変換されてできるのがエクオールです。エクオールは女性ホルモンのエストロゲンによく似た構造をしていて、エストロゲンが過剰になると働きを抑えて、不足するとエストロゲンのような働きをします。ホットフラッシュにも良いという報告があるものの、効果を発揮するまでには時間がかかるなどの問題もあります。

ホットフラッシュは、女性ホルモンのバランスが崩れることで起こる不快な症状ですが、適切な食事を選ぶことで、その症状を緩和できる可能性があります。今回は、ホットフラッシュに良い食事、避けるべき食品などをお伝えしていきます。

ホットフラッシュの症状を和らげるために、積極的に摂りたい食品は以下の通りです。

大豆イソフラボン: 女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンは、ホットフラッシュの症状を改善する効果が期待できます。

おすすめ食品: 納豆、豆腐、豆乳、味噌など

疲労回復:ビタミンB群は、疲労回復を促し、自律神経を整える働きがあります。

おすすめ食品:豚肉、鶏肉、卵、海藻類、ナッツ類など

血行促進:ビタミンEは、血行を促進し、体の冷えを改善する効果が期待できます。

おすすめ食品:アーモンド、かぼちゃ、ブロッコリーなど

腸内環境改善:食物繊維は、腸内環境を整え、便秘を改善する効果があります。

おすすめ食品:全粒粉パン、玄米、野菜、果物など

リラックス効果:マグネシウムは、神経をリラックスさせ、睡眠の質を向上させる効果が期待できます。

おすすめ食品:海藻類、ナッツ類、豆類など

以下の食品は、ホットフラッシュの症状を悪化させる可能性があるため、控えめにしましょう。

辛いもの: カプサイシンが体内の熱を上昇させ、ホットフラッシュを悪化させる可能性があります。

アルコール: アルコールは、血管を拡張させ、発汗を促すため、ホットフラッシュを悪化させる可能性があります。

カフェイン: カフェインは、交感神経を刺激し、心拍数を上げるため、ホットフラッシュを悪化させる可能性があります。

加工食品: 加工食品には、塩分や糖分が多く含まれており、血圧を上昇させ、体のバランスを崩す可能性があります。

ホットフラッシュは、決してあなただけの悩みではありません。多くの女性が経験する症状です。一人で悩まないでください。大切なのは、あきらめずに自分にあった対処法を見つけることです。つらい時は無理せず、周りの人に頼ったり、リラックスできる時間を過ごしたりして、少しでも楽になる方法を見つけてくださいね。お困りの方は是非ご相談ください。

代々木上原漢方相談 女性のための漢方薬店 日日漢方 更年期・PMS・生理痛・不妊症・子宮筋腫・卵巣嚢腫・子宮頸部異形成・産後体調不良・妊活など女性特有の体調不良をサポート。プライベート空間で初回ご相談じっくり、1時間。漢方薬だけでなくライフスタイルも提案します。

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