東京・代々木上原にある漢方薬店

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疲れと漢方薬

疲れと漢方薬

「疲れているのは頑張っているから当たり前」
「年齢だから仕方がない」

そんなふうに、自分の疲れを後回しにしていませんか?更年期のご相談で非常に多いのが、「疲れ」に関するお悩みです。疲れとは「病気以外の原因によって作業能力が一時的に低下した状態で、多くの場合に疲労感を伴う現象」のことを言いますが、年齢だからしょうがないと後回しにしていないでしょうか。更年期の疲れは単なる疲労感だけではなく、以下のような症状が見られる場合もあり、「自分は怠けているのではないか」と自分を責めてしまう女性も少なくありません。

  • 疲れているのに眠れない
  • 朝起きても疲れが取れない
  • 以前のように体が動かない
  • 家事をする気力が出ない
  • 仕事から帰ると何もできない
  • 休日も寝て終わってしまう
  • 集中力が続かない

疲れは体からのサイン

更年期の疲れは、単に休息不足だけで起こるものではありません。女性ホルモンの変化に加えて、以下のようなものが関係している場合もあります。

  • 子供が思春期、介護、などの心理的なストレス
  • 家事や仕事の負担
  • 睡眠の質の低下
  • 加齢による体力の変化
  • 人間関係の変化
  • これからの人生を捉え直すことへの不安

など、さまざまな要因が重なり合って現れます。そして多くの方に共通するのが、「疲れやすい」「だるい」「回復しない」という症状です。

疲れの原因に病気が潜んでいるケース

疲れの中には病気が潜んでいるケースもあります。長引くようなら自己判断せずに検査をしてしっかり原因を把握した上で治療していくことがおすすめです。

①急性疲労

運動や一時的な作業によって引き起こされる一過性の疲労のことを言います。十分な睡眠や休養で自然に回復していきます。

②亜急性疲労

睡眠や休息をとっても完全には回復せず、疲労感やだるさが数日から1週間程度続く状態を言います。数日から約1週間ほど疲労が蓄積して、なかなか疲れが抜けない状態です。通常の睡眠だけでは回復しにくくなり始めています。

連日夜間勤務や月経周期の関連、感染症や睡眠時間が関係しています。

③ナルコレプシー

脳の問題で、急に眠くなる病気です。

④慢性疲労症候群

慢性疲労とは十分な休息をとっても回復せず、6ヶ月以上もの長期間にわたって日常生活に支障をきたすほどの強いだるさや疲労感が続く状態を指します。単なる「疲れ」とは異なり、医学的な疾患(慢性疲労症候群など)が潜んでいる可能性があります。

疲れの8割は不安・鬱からくとも言われています。また、以下のような病気が隠れていることもあります。甲状腺機能低下症 感染疾患 副甲状腺機能亢進症 腎不全 血液疾患(白血病など) 肝硬変 炎症性疾患ー膠原病など サルコイドなど 慢性肺疾患 腫瘍性疾患 慢性疲労症候群(一週間くらいのものだったら考えなくていい) 神経筋肉疾患ー重症筋無力症 薬物によるものなども考えられるため、ひどい疲れが続く際には、自己判断せずに検査を受けるようにしましょう。

疲れは慢病のスタートライン

疲れは、体からのアラームです。東洋医学では、疲れを単なる結果として捉えません。「なぜ体は疲れを感じているのか」その背景を探ることを大切にします。無理を続けていることを知らせるサインであり、未病(病気になる前の不調)の段階で現れることも少なくありません。

疲れを放置していると、睡眠の質の低下や気分の落ち込み、イライラなど、精神的な不調につながることもあります。

疲れのケアと漢方相談

漢方相談では「疲れの背景」を見ていきます

漢方相談では、「疲れていますね」で終わりません。

  • いつから疲れているのか
  • どんな時に疲れを感じるのか
  • 睡眠は取れているか
  • ストレスはあるか
  • 食欲や胃腸の状態はどうか
  • 他にどんな症状があるか

といったお話を伺いながら、疲れの背景にある体質や生活環境を丁寧に見ていきそれぞれの体質に合わせたアプローチをしていきます。

疲れの体質別漢方

同じ「疲れ」でも、様々なパターンがあり、体質を見極めた上で漢方薬を選びます。

エネルギー不足タイプ

気虚と呼ばれているタイプ。疲れた時に元々の不調が悪化することがあります。風邪をひきやすく、体が冷えやすいなどの症状を伴うこともあります。休んで元気を取り戻すことが大切です。胃腸が弱っていて食べるとだるくなる人もいます。疲れない体作りをするために運動をして筋肉をつけることが大切です。 補中益気湯などの漢方薬を使用することがあります。

血の不足タイプ

血虚と呼ばれているタイプ。食事の全体量の不足や、タンパク質不足が原因になっていることも。不安感や睡眠の質の悪さを伴うこともあります。間食のお菓子をタンパク質に変えてみましょう。十全大補湯や婦宝当帰膠などの漢方薬を使用することがあります。

ストレスによる消耗タイプ

気滞と呼ばれているタイプ。緊張感や我慢を積み重ねることによって疲れているタイプです。呼吸が浅く、体に力が入りやすいことも。疲れを自覚しないこともあります。深い呼吸を意識してストレッチによって体を緩めることが大切です。四逆散や加味逍遙散などの漢方薬を使用することがあります。

回復力がないタイプ

過酷な環境下を耐え抜いてきた働く女性には回復力が足りなくなっている場合も見られます。休んだら回復できる体から、休んでも回復できない「腎虚」と言われるタイプも見られます。腎が消耗すると、いくら栄養をとっても、休息をとっても回復力そのものが弱くなってしまうのです。予定を一つだけ減らしてみる。「今日はがんばらない日」を、週に一回でいいので作ってみることも大切です。瓊玉膏や亀鹿仙などの動物性生薬が入った漢方薬を使用することがあります。

ライフステージ変化は「腎」を整えて緩やかに

頑張る女性の中には「今が頑張り時」などと、自分を後回しにしてしまうこともあります。根詰めた作業の後や休みがない仕事の後では腎が弱りやすくなります。「腎」とは成長・発育・ホルモンバランス・加齢に関係しているところで、更年期などのライフステージの変化にある体や心を支えてくれる場所でもあります。

腎が衰えることで見られる症状

・休んでも回復できない、疲れやすい

・根気が続かない(勢いよくスタートできても維持ができない)

・足腰が弱ってすぐに座りたくなる

・ぎっくり腰などを繰り返す

・トイレが近くなる

・夜間尿に行く

・白髪やしわ、シミが増えた

 

ワーカホリック女性の中には自分のために休みを取ることに罪悪感を感じてします人もいますが、回復させるには、難しいことをする必要はありません。夜は、お風呂に浸かって、腰回りを温めて、静かに過ごす。疲れる前に休むこと。
予定を一つだけ減らしてみる。「今日はがんばらない日」を、週に一回でいいので作ってみる。

それだけで腎は少しずつ守られ、体は回復のスイッチを入れ始めます。私たちが“無理”をやめた瞬間から、体はちゃんと味方になってくれるはずです。

年齢と共に年齢と共に現れる変化を受け止めて、自分自身を過信しないこと、がんばることも大切ですが、「がんばらない時間」を意識して選ぶこと。それが、将来の自分の体と心を守る、とても大事なセルフケアにつながります。

最後に

「疲れが抜けない」は我慢せずに。今までのやり方を見直すチャンスかもしれません。日日漢方での漢方相談では「夕飯が作れなかったが問題なくこなせるようになった。」「仕事が多かった割には、疲れずに最後までこなすことができた。」などのお声を寄せていただいております。漢方相談では、個人の体質に合わせて、漢方薬を選ぶだけでなく、どうすれば快適でいられるかも一緒に考えていきます。是非、お気軽にご相談ください。

 

 

日日漢方は、女性特有の揺らぎに寄り添う漢方薬店です。

日日漢方がある代々木上原。この街には、仕事もファッションもライフスタイルも自分らしく楽しみたい働く女性たちが多く訪れます。体調不良を理由に、これまで築いてきたキャリアをあきらめてしまわないように。

こんなご相談を多く承っております。更年期・PMS・生理痛・不妊症・子宮筋腫・卵巣嚢腫・子宮頸部異形成・産前産後の体調不良など。プライベート空間で初回ご相談じっくり、1時間。漢方薬だけでなくライフスタイルも提案します。

 

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