新ゴボウ、ほろ苦さを欲する春。五味のうち苦味は、冬に溜まった老廃物を一掃してくれます。花粉症などのアレルギーを持っている人は是非積極的にとりたい食材ですね。
2000年以上前に書かれた漢方の医学書にアレルギーという言葉はありませんでした。しかし、鼻水や喘息、アトピーの治し方は書かれています。漢方では病名を重視することなく、一人ひとりの症状や体質を重視して治療していきます。
春は「風」と関係が深い季節。「風」が強い日には、風の影響を受けてしまうこともあります。
ゴボウは「風熱」を取り除く優れた薬膳食材です。
花粉症シーズンに起こりがちな、目の痒みや充血を鎮めてくれます。また、冬に溜まった老廃物を一掃してくれます。冬から春に移り変わるこの季節には食物繊維が豊富な食材を積極的にとって、腸内をデトックスすることもアレルギーを抑えるためには大切です。
<材料>
新ゴボウ 1本
にんにく 1/2カケラ
タイム 適量
塩 適量
オリーブオイル
<作り方>
1鍋にオリーブオイルを敷き、つぶしたにんにく。タイムと共に中火にかける
2にんにくの香りがしてきたら強火にしゴボウをカリッとするまで火にかける。
3ゴボウがカリッとしたら、水を加え、ゴボウが柔らかくなるまで火にかける。
4塩で味を整える。
私達の体は日々自分が食べたもので、できています。是非春の花粉による不調を感じている人はこんな食材を積極的にとり入れてみてくださいね。
また、日日漢方では薬膳食材も多数取り扱っております。是非ご利用くださいませ。
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